テーマ:社会科の先生の勉強会

【若い先生・学生の方々のための勉強会 第20回】 「刀」と日本語

 これは,社会科の授業ではなく,入学後のオリエンテーションで中学校1年生にした話です。  「大切」「認め合う」「分かる」の3つの言葉に共通することは?  正解が出ました。  「刀」という字が入っています。  「刀」は,「斬る」もの。  「刀」がこれらの言葉に入っているのはなぜだろう。  「分かる」とは…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第19回】 ガニエの9教授事象~その9

 9 学習したことを他の場面にも活かせるようにうながす(保持と転移を高める)  「転移できる力」をつけさせることの大切さは,澁澤文隆先生が20年以上前から言い続けられてきたことです。  学習したことを生かせる場が,知識の単純な再生でしかないというレベルの定期考査問題や入試問題では,どの生徒の意欲も高めるというわけにはいきませ…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第18回】 ガニエの9教授事象~その8

 8 学習成果を評価する  前回のフィードバックで,評価についてもふれてしまったように思いますが,ここでは「観点別学習状況の評価」をどうするかをお示しします。  社会科には4つの観点がありますが,このうち,2つについては,ある程度の「長さ」をもって見ていかないとならないものであることはおわかりになるでしょうか。  1つ…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第17回】 ガニエの9教授事象~その7

 7 フィードバックを与える  教師からの評価を与える,という面から,生徒自身のふり返りを実施する,という面まで,さまざまなレベルの意味で使われることがある言葉が「フィードバック」です。  授業の場では,生徒の学習の「結果」「成果」から,よくできていれば,そうなった経緯の良さを自覚して,他のケースでも同じように力が発揮できる…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第16回】 ガニエの9教授事象~その6

 6 練習をさせる  生徒に学習課題を与え,調べたり,考えたり,作業をさせたりするときに,次の「7 フィードバックを与える」こととセットにして指導すべきことは,実際にそのような授業を行ったことがある方ならわかっていただけることでしょう。  自分が今,何をしているのか。  自分の学習で,今,何が滞っているのか。  …
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第15回】 ガニエの9教授事象~その5

 5 学習のやり方を説明する(学習の指針を与える)  社会科の学習では,教師が新しい内容を示した瞬間に,その「学び方」を生徒自身が自覚してくれるレベルに達することが理想かもしれません。  一般的には,「先生の話や板書を待つ」ことで「授業に集中している」と解釈されるかもしれませんが,それでは「主体的な学習態度」と言えないことは…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第14回】 ガニエの9教授事象~その4

 4 新しい学習内容を提示する  これは,「3 すでに学んだことを思い出させる(前提条件を思い出させる)」こととセットにして行うことが普通です。  生徒たちにとって,中学校での各授業では,「新しいこと」を学ぶのが一般的です。  しかし,英語などの学習を想定すればわかりやすいと思いますが,授業で初めて本当に「新しいこと」…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第13回】 ガニエの9教授事象~その3

 3 すでに学んだことを思い出させる(前提条件を思い出させる)  私の中学校時代の授業で印象に残っていることは,理科1分野の先生が必ず「前時の復習」という内容から入ってくれたことです。  教師の立場だと「連続」しているように思える授業ですが,中学生にとっては9分の1の教科にすぎません。  どんなに興味深く受けた授業で,…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第12回】 ガニエの9教授事象~その2 学習の目標を知らせる

 1単位時間の授業には,1つか2つくらいの「ねらい」があります。  小学校では「めあて」と呼ぶことが多いのでしょうか。  その時間で,こういうことがわかるとか,できるようになるとよいという「目標」のことですね。  経験がある程度つみ重ねられていくと,その1単位時間の目標が,  単元全体の学習の中でどのように位置付…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第11回】 ガニエの9教授事象~その1

 1 学習者の注意をひく(注意を喚起する)  教師は,どんな行動をとっているでしょうか。  私が生徒の立場で印象に残っている姿を書き上げてみます。 ○なんだか親しげに,前の方の席の人と談笑をしている(授業開始直前)。 ○なんだが不機嫌そうに,宙を眺めている。 ○教室に入るときから,何か理由はわからないがニコ…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第10回】 ガニエの9教授事象とは?

 次のような本でも,たとえば「ガニエの9教授事象」というものが紹介されています。 教師のための「教える技術」明治図書出版 向後 千春 Amazonアソシエイト by  この本では先生用に「意訳」してありますが,( )内は,一般的に使われている訳語です。 1 学習者の注意をひく(注意を喚起する) 2 学習の目…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第9回】 認知方略とは?

 大学の教職課程の授業で学習したことのうち,どのくらい今でも意識的に活用している内容があるでしょうか。  知識は活用してこそ,と教えなければならない私たち教師自身は,どれくらい,知識を活用できているでしょうか。  アドバンテージサーバーというところから出版されている『インクルーシブ教育をすすめる教師のために』という本では,「…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第8回】 アクティブ・ラーニングとは?

 アクティブ・ラーニングについての文部科学省の定義は, >教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり,学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学修法の総称  という漠然としたものです。ですから,教員による講義形式の授業でも,「一方向的」ではないものは,アクティブ・ラーニングになり得ます。  小中学校の授業という…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第7回】 社会科が目指す「広い視野」とは

 社会科の教師として,朝日新聞ばかりを教材として授業を展開するような姿勢はいかがなものでしょう。    「ナマの情報が大事」といって,処理されていない遺体画像を子どもに見せることは?  政権に対する批判を中心として授業を展開することは?  日米安保に反対の立場だといって,日本人とアメリカ人を両親に持つ子どもの考えを否定す…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第6回】 定期考査問題は入試問題の分析から

 定期考査問題は工夫していますか?  穴埋め問題のような安易なものを出題しないように,中学校の社会科教師としては誇りをもって問題作りにチャレンジしてほしいものです。  問題作成のヒントは,とりあえず入試問題を使って探してみてはいかがでしょう。  今年の入試問題は6月ころに出版されますが,思考力・判断力・表現力等を伸ばす…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第5回】 「時代像」をえがくヒント

 歴史的分野では,「時代の大観」という簡単なようで非常に難しい課題を各時代の「まとめ」として行う必要があります。生徒に「自分の言葉」で表現させることが求められています。  ただ,歴史を専門としていない方々には,・・・いえ,たとえ歴史を専門に勉強してきた人にとっても,専門は「中世」の「・・・」の「・・・」といったように,狭く深いのが…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第4回】 だれでも知っているものの「ちょっと奥」を知る

 若い先生が授業をつくっていくうえで,参考になる本といえば,まず第一には,東京法令出版の『定番教材の活用術』を挙げます。 中学校社会科定番教材の活用術歴史―生徒の関心を喚起するアイデア集 新学習指導要領対応東京法令出版 澁澤 文隆 Amazonアソシエイト by 中学校社会科定番教材の活用術地理―生徒の関心を喚起するア…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第3回】 予備校に通った方がよい人

 ある元教科調査官の先生は,現在,教職大学院におつとめで,現場の授業を見る機会が増えたとおっしゃっています。  その先生の愚痴は,「最近は塾のような授業が増えてきた」というものでした。  地方の公立高校の先生は,センター試験で高得点がとれる授業をすることが,「優れた教師」の証しだといいます。とすれば,授業は下に紹介しているよ…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第2回】 偶然の出会い

 子どもとの出会いも,研究会での先生方との出会いも,一冊の本との出会いも,すべてが大切なものであり,そのたびことに「一期一会」の精神をもって接することが,自分自身にとってというより,相手側にとって重要な意味をもってきます。  人は人から大なり小なりの影響を受けて成長するわけですが,自己の成長を「極大化」するためには,「今しかできな…
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【若い先生・学生の方々のための勉強会 第1回】 常に生徒の目線から

 2月に勉強会でお話することが決まっていたのですが,本日,主催側の先生から, >若い先生(講師・学生)方の参加が多いので,お話しの中に,参考図書の選び方,その活用の仕方等,若い先生方が授業に臨む際に参考になるようなお話しを  少し交えてほしい,というご依頼を改めていただきましたので,その準備のためと,そもそもこのブログがにほ…
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